審査員
Selection Jury

国内外の各分野において第一線で活躍するキュレーター、アート・コレクター、芸術文化調査官ら7名からなる審査員と特別審査員の隈研吾氏が、2017年10月、ファイナリスト5組の展覧会を審査し、大賞1組と特別賞1組を決定します。

上左 ©Chisato Hikita
上中 Photo: Yasuyo Takahashi

秋元雄史
Yuji Akimoto
写真:上左

東京藝術大学大学美術館 館長・教授/金沢21世紀美術館 特任館長
1955年生まれ。東京藝術大学美術学部絵画科卒業後、1991年よりベネッセアートサイト直島のアートプロジェクトに関わる。2004年より地中美術館館長、ベネッセアートサイト直島・アーティスティックディレクターを兼務。「金沢アートプラットホーム2008」、「金沢・世界工芸トリエンナーレ」、「工芸未来派」等を開催。2007年-2017年金沢21世紀美術館館長。2013年-2015年東京藝術大学客員教授、2015年より東京藝術大学大学美術館館長・教授を兼務。2013年-2017年秋田公立美術大学客員教授。2016年9月より女子美術大学芸術学部特別招聘教員。

長谷川祐子
Yuko Hasegawa
写真:上中

東京都現代美術館 参事/東京藝術大学 大学院国際芸術創造研究科 教授
京都大学法学部卒業、東京藝術大学大学院修了。金沢21世紀美術館を立ち上げ、現在東京都現代美術館参事、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授。上海ロックバンド美術館およびシンガポール現代アートセンター、アドバイザリー委員。犬島「家プロジェクト」アーティスティックディレクター。最近の展覧会は、New Sensorium(ZKM)、Kishio Suga Situations(Pirelli HangarBicocca, Milan)(いずれも 2016年)。2017年10月よりポンピドゥ・センタ―・メッスにて、 "Japanorama: New Vision on Art Since 1970"をキュレーション。第7回モスクワ現代美術国際ビエンナーレ:Clouds ⇄ Forestsキュレーター。

Joyce Toh
ジョイス・トー
写真:上右

シンガポール美術館 キュラトリアルチーム共同代表
Joyce Tohはシンガポール美術館のキュラトリアルチームの共同代表であり、フィリピンのコレクションと出版物のポートフォリオを監修している。シラキュース大学(米国)で美術史学の学士号を、ヨーク大学(英国)で美学(芸術哲学)修士号を取得。近年は、シンガポール・ビエンナーレ2016と2013のキュレーターとして高く評価を受けており、過去の主な企画に「Medium at Large: Shapeshifting Material and Methods in Contemporary Art」(2015年)「Sensorium 360 – Contemporary Art and the Sensed World」(2014年)「Asia Pacific Breweries Foundation Signature Art Prize 2011」「Thrice Upon A Time: A Century of Story in the Art of the Philippines」(2009年)等がある。

You Yang
ユー・ヤン
写真:下左

ユーレンス現代美術センター 副館長
You Yangは、2011年よりユーレンス現代美術センターの副館長として同館の長期的な運営・マーケティング・企画など、幅広く監督している。また2014年から現在まで、同館のトーク、スクリーニング、ワークショップやパフォーマンス等400以上のパブリック・プログラムに携わってきた。2011年以前は、北京で毎年開催されるアートフェア「China International Gallery Exposition」(2006-2010年)にマーケティング・運営の面で関わり、中国を中心にアジアのアートマーケットの隆盛を見つめてきた経験を持つ。ハル大学(英国)ビジネススクール修了。

高橋龍太郎
Ryutaro Takahashi
写真:下中

精神科医/アート・コレクター
1946年生まれ。東邦大学医学部卒、慶応大学精神神経科入局。国際協力事業団の医療専門家としてのペルー派遣、都立荏原病院勤務などを経て、1990年東京蒲田に、タカハシクリニックを開設。専攻は社会精神医学。日本現代アートのコレクターでもあり、自身のコレクション展覧会は、上野の森美術館をはじめ全国17美術館を巡回(2008年7月-2017年8月)。所蔵作品は2,600点にも及ぶ。近著に「現代美術コレクター」(講談社現代新書)がある。

宮津大輔
Daisuke Miyatsu
写真:下右

アート・コレクター/横浜美術大学 教授/京都造形芸術大学 客員教授
1994年以来都内の企業に勤めながら、収集したコレクションやアーティストと共同で建設した自宅が、デリム現代美術館(韓国・ソウル)での展示をはじめ、国内外で広く紹介。2011年7-9 月、MOCA TAIPEI(台湾・台北)で全館を使った大規模なコレクション展を開催。著書に「現代アート経済学」(光文社新書)や「現代アートを買おう!」(集英社新書/中国語・簡体字版・中国 金城出版/繁体字版・台湾 Uni Books/韓国語版 ArtBooks)等がある。

林洋子
Yoko Hayashi

文化庁 芸術文化調査官

特別審査員
Special Jury Member

隈研吾
Kengo Kuma

建築家/東京大学 教授
近作に根津美術館、浅草文化観光センター、長岡市役所アオーレ、歌舞伎座、ブザンソン芸術文化センター、FRACマルセイユ等があり、国内外で多数のプロジェクトが進行中。新国立競技場の設計にも携わる。著書は「小さな建築」(岩波新書)「建築家、走る」(新潮社)、「僕の場所」(大和書房)他、多数。

選考委員
Finalists Shortlist Selection Jury

現代アートの議論に通じ国際的な視点を持つ若手キュレーター5名が選考委員となり、2017年2月に、それぞれ国内を拠点に活動する5組のアーティストを推薦、総計25組の候補アーティストの中からファイナリスト5組を選出しました。

上右 Photo: Shintaro Yamanaka(Qsyum!)
下左 Photo: Kuniya Oyamada
下右 Photo by Mika Kitamura

小澤慶介
Keisuke Ozawa
写真:上左

Asian Art Award supported by Warehouse TERRADAディレクター/アートト 代表/キュレーター
1971年生まれ。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ現代美術理論修士課程修了。NPO法人AITに15年在籍した後、2016年、清澄白河にアートスクールとヨガクラスを行うアートトを開設。近年では、キュレーターとして「十和田奥入瀬芸術祭 SURVIVE この惑星の時間旅行へ」(2013年)「そらいろユートピア」展(2014年)(以上、十和田市現代美術館)、共同キュレーターとして「六本木クロッシング2016展:僕の身体、あなたの声」(森美術館、2016年)等を企画。「富士の山ビエンナーレ2016 フジヤマ・タイムマシン」ディレクター。現在、法政大学非常勤講師を兼務。  

国枝かつら
Katsura Kunieda
写真:上中

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 学芸員
1978年東京都生まれ。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ現代美術理論修士課程修了。森美術館を経て現職。近年の企画に、「マルティーノ・ガンパー 100日で100脚の椅子」(2015年)、「金氏徹平のメルカトル・メンブレン」(2016年)、「志賀理江子 ブラインドデート」(2017年)など。2015年からパフォーマンスを紹介するシリーズ<PLAY>を企画、「PLAY vol.01-03 塚原悠也」を担当(2015年-2017年)。

正路佐知子
Sachiko Shoji
写真:上右

福岡市美術館 学芸員
1980年岡山県生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科博士後期課程単位取得退学。川崎市市民ミュージアムを経て現職。福岡市美術館での主な企画に、「第9回21世紀の作家−福岡 大浦こころ展 やわらかな圧力」(2011年)、「福岡現代美術クロニクル1970−2000」(2013年、副担当)、「想像しなおし In Search of Critical Imagination」(2014年)、「更紗の時代」(2014年、副担当)、「歴史する! Doing history!」(2016年)がある。

服部浩之
Hiroyuki Hattori
写真:下左

インディペンデント・キュレーター
1978年愛知県生まれ。2006年早稲田大学大学院修了(建築学)。2009年-2016年青森公立大学国際芸術センター青森[ACAC]学芸員。2017年より秋田公立美術大学大学院にて教鞭をとる傍ら、アートラボあいちディレクターとしてアートセンターの運営にも携わる。また、アジア圏を中心に、展覧会やプロジェクト、リサーチ活動を展開している。近年の企画に「十和田奥入瀬芸術祭」(十和田市現代美術館、奥入瀬地域 |2013年)や、「Media/Art Kitchen」(ジャカルタ、クアラルンプール、マニラ、バンコク、青森|2013年~2014年)、「あいちトリエンナーレ2016」等がある。

山峰潤也
Junya Yamamine
写真:下右

水戸芸術館現代美術センター 学芸員
1983年生まれ。東京芸術大学映像研究科修了。東京都写真美術館、金沢21世紀美術館を経て現職。主な展覧会に「3Dヴィジョンズ」「見えない世界の見つめ方」「恵比寿映像祭(第4回−7回)」(以上東京都写真美術館)、「Aperto04 Nerhol Promnade」(金沢21世紀美術館)。その他、IFCA(2011年、スロベニア)、Eco Expanded City (2016年、ポーランド、WROセンター)などのゲストキュレーション、 2015年度文科省学芸員等在外派遣研修員、日本美術オーラル・ヒストリー・アーカイヴ・メンバーなど。